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FJクルーザーのスイッチホールに付けていたUSB充電器が、11年以上の勤務を終えて突然お亡くなりになった。ついでに配線を見直したら、今度は隣のHDMIユニットまで動かなくなるという、踏んだり蹴ったりの交換記録。

前兆は「焦げたにおい」だった
2026年10月3日、休日。出かけようとスマホをケーブルに挿してエンジンをかけた。いつもならスマホの画面がつくのに、反応なし。「んん?」と見てみると、やっぱり充電されていない。
接触不良かと思ってケーブルを抜き差ししたり曲げたりしたが、ダメ。隣のHDMI付きのスイッチホールのUSBに挿し替えると充電できたので、ケーブルは無実だった。
そういえば前日の仕事帰り、車の中で変なにおいがしていた。前を走るトラックのせいにしていたけど、思い返すと排ガスやゴミ収集車のにおいではなく、電子機器や配線が焼けたようなにおいだった。
犯人はUSBスイッチホール(ギャラクス K’spec SH-USB-B2)
まさかと思って、スイッチホールのまわりのパネルを外して配線を見てみた。焼けや断線は見当たらない。配線を触って動かしてみても、電気は来ていない。
そこで、USB充電器(ギャラクス K’spec SH-USB-B2)の配線を切って取り外し、においを嗅いでみると……ハンダを溶かしたときのにおい。中までは見ていないが、どこかでショートしたのだと思う。2015年1月に付けたので、11年以上働いてくれたことになる。おつかれさま。
お店を回っても、どこにも売っていない
充電できないと、車での移動中がかなり不便。少しくらい高くてもいいからと、近所のホームセンター、カー用品店、ドン・キホーテを回ったが、スイッチホール用のUSBはどこにもなかった。
調べてみると、この手の純正っぽく付けられるスイッチホール用のUSBは、基本ネットでしか買えないらしい。店を回り終えた頃には15時前。その日のうちに直す夢は消え、ネットで注文して翌日届くのを待つことになった。
スイッチホールのサイズ:FJクルーザーはAタイプとBタイプ
トヨタ車のスイッチホール用パーツは、主に「Aタイプ」「Bタイプ」というサイズで売られている。FJクルーザーの場合はこうだった。
- メインのスイッチが並んでいる穴:Bタイプ(縦約39mm×横約21mm)
- シガーソケットの上の穴:Aタイプ(約33mm×22mm)

USBのType-A・Type-Cと名前が似ていてややこしいが、こちらは穴の大きさの話。同じトヨタ車でも年式やグレードで違うことがあるので、買う前に実物の穴を測るのが確実。
USB充電器はType-C付き・電圧計付きに
今まではUSB-Aが2口のタイプだったが、最近はType-Cのケーブルが増えたので、Type-C(PD)とUSB-A(QC3.0)が1つずつのBタイプにした。電圧計も付いていて、緑に光る数字がちょっとかっこいい。(うちのはLEDがグリーンのものだが、この記事を書いた時点ではグリーンは売り切れのようで、ブルーなら買えた)

せっかくなので電源はヒューズボックスから
今まではシガーソケットの配線から分岐させていたが、せっかく交換するならと、今回はヒューズボックスから電源を取ることにした。使ったのはエーモンのヒューズ電源(ミニ平型・15A差替用 2041)。配線のつなぎ直しにはエーモンの接続コネクター、配線を通すのにはエーモンの配線ガイドを使った。
ちなみに、ヒューズボックスからの電源の取り方は、ドラレコを取り付けたときにも書いている。
あわせて読みたい:FJクルーザーにドラレコを自分で取り付け|コムテックZDR065の配線ルートと内張りの外し方、失敗談まで
落とし穴:ACC SKTに挿したら、エンジンを切っても消えない
翌日は休み。パーツは夕方に届く予定だったので、午前中に準備をほぼ終わらせて待機。届いてすぐ取り付けて、終わったのは18時過ぎ。
恐る恐るキーを回すと、電圧の数字が光った。充電もできる。やっと終わった……とエンジンを切ると、まだ数字が光っている。

ヒューズボックスの「ACC」はドラレコですでに使っていたので、別の場所として「ACC SKT」に挿していたのだが、うちのFJではエンジンを切っても電気が来ていた。電源を取る場所は、差し込む前にテスターで「エンジンを切った状態」も確認しておくべきだった。
結局、ドラレコのときに「ACC」に挿していたヒューズ電源(IZ-TECH)の空いている差し込み口に、エーモンのヒューズ電源を重ねて挿し直した。これでキーを回したときだけ電気が来るようになった。ACCの元の7.5Aのヒューズはそのまま挿さっていて、USBの線には5Aの管ヒューズも入っている。
本当は「7.5A差替用」のヒューズ電源を使いたかったが、手に入らず15A用を使った。ヒューズ電源は、挿す場所のヒューズと同じアンペアのものを選ぶのが基本。これから付ける人は、容量を合わせて選んでほしい。
終わったと思ったら、今度はHDMIが真っ暗
19時前、やっと完了。ご飯を作る気力はもう残っていないので、車で食べに出かけることに。エンジンをかけて新しいUSBが光っているのを確認し、ナビに目をやると、起動画面のあとが真っ暗。
ナビ自体は動いている。HDMIだけが映らない。
もう1つのスイッチホールに、HDMIとUSB-Aがセットになったユニットを付けていて、HDMIはナビにつながり、そこにFire TV Stickを挿している。Fire TV Stickの電源も同じユニットのUSBから取っているのだが、いつもは光っている青いLEDが消えていた。USBだけ別の場所に挿し替えると、Fire TV Stickは無事に起動した。

USBを交換したときに、こっちの配線も少しいじったのが原因かもしれない。食後にもう一度パネルを外して、配線をいじったり挿し直したりしたが、反応なし。
せっかくパネルもコンソールも元に戻したのに、直後にこれ。壊れるなら一緒に壊れてくれ。正直、部品の交換よりも、パネルやコンソールの取り外しのほうがよっぽど大変なのだ。
確認が終わったのは22時過ぎ。翌日は仕事なので、HDMI接続ユニットをネットで注文して、その日は終了した。
HDMI接続ユニットも交換(2026年10月5日)
前のHDMIユニットは2021年2月に付けたもの。今回届いたのも、同じ形のトヨタ車系用のHDMI接続ユニット(Aタイプ)。

前のユニットでは、HDMIを抜き差ししたときに端子が奥に引っ込んでしまい、一度パネルとコンソールを外して取り出し、接着剤で直したことがある。その経験から、今回は取り付ける前に、端子が引っ込まないよう2液のエポキシで固定しておいた。
使ったのは、たまたま家にあった釣り竿用の2液エポキシ(TOHOのエポキシ・コート)。本来はロッドの仕上げ用だが、しっかり固まってくれた。これから買うなら、ホームセンターでも手に入る定番の2液エポキシ接着剤(セメダインのハイスーパー5など)が使いやすいと思う。

交換自体は、スイッチホールの部品を入れ替えるだけで簡単。大変なのはやっぱりパネルとコンソールの取り外しだが、この3日間で4回以上やったので、最後のほうはすっかり慣れたものだった。うれしくはない。
交換してよかったこと
前のHDMIは接触不良気味で、車の振動で映像が途切れることがあった。交換してからはそれがなくなり、かなり快適になった。USBもType-Cが使えるようになり、電圧も見えるようになったので、結果的には大満足。

まとめ
USBは11年以上もったので、よく頑張ってくれたと思う。ただ、ここまで来ると「ナビもそろそろ……?」と、ちょっと不安になってきた。
- スイッチホール用のUSBは、お店ではほぼ売っていない。ネットで早めに用意しておく
- FJクルーザーはメインがBタイプ、シガーソケットの上がAタイプ。買う前に穴を測る
- 電源を取るヒューズは、エンジンを切った状態でもテスターで確認する
- ヒューズ電源は、挿す場所のヒューズと同じアンペア用を選ぶ
- 配線をいじったら、まわりの機器も動くか確かめてからパネルを戻す
パネルとコンソールの外し方は、写真付きで別の記事にまとめる予定。


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