今日の相場の振り返り
- 日経平均は4日ぶりに大きく反発し、1,078円高の63,268円。TOPIXは+0.61%。
- 上げの中心は、アドバンテスト・ソフトバンクグループ・東京エレクトロンなどの半導体・AI関連。
- 前日(26日)の米国市場で、売られていたAI関連が買い戻され、ナスダックやS&P500が上昇した流れを引き継いだ。
- 今週はFOMC(結果は日本時間29日未明)、日銀の会合、米国の大型ハイテク決算が続く。
- 今夜の米国は、FOMCの結果待ちで様子見になりやすい。21:30に9月の耐久財受注の発表がある。
今日、気になったこと
セキュリティ関連に資金が向かっている?
先週、セキュリティ関連のニュースが出始めたころから、SBI証券のティック回数ランキングに、普段見かけない銘柄が急に出てくるようになりました。調べてみると、セキュリティ関連でした。情報漏洩や詐欺電話のニュースが続いているので、その流れで資金が向かっているのだと思います。
ニュースはまだ続いているので、この流れはもう少し続くと見ています。ただ、ニュースきっかけのテーマ株は最初の1〜2週間が勝負になりやすく、先週から続いている今は、流れの後半かもしれません。ランキングに出続けるか、下げても出来高を伴って戻すかを見ながら、乗るなら短期と割り切るつもりです。
ブラジル大統領選は、意外と影響なし
ブラジルの大統領選で、左派のルラ大統領が予想外に再選しました。ブラジルでは26日、通貨と株価がどちらも10%を超えて急落しています。
私はこれで米国株が下がり、日本株も下げて始まると思っていました。ところが米国株は上がり、日本株も上昇して始まりました。新興国の政治イベントは、その国の市場には大きく効いても、日米の株価への影響は限られるようです。ただ、資源や中南米の案件を持つ企業には時間差で効いてくることもあるので、頭の片隅に置いておきます。
今日の上げは、週末の停戦ニュースのせい?
先週末(23日)の米国株はそれほど上がっていなかったので、週末に出たウクライナとロシアの停戦のニュースが効いたのかと思いました。
調べてみると、この停戦はヘルソン州の一部に限った、人道支援と避難のための局地的なものでした。戦争全体の停戦ではありません。今日の上げは、週明け26日の米国市場でAI関連が反発した影響のほうが大きそうです。思い込みで判断しないよう、ニュースの中身まで確かめるのが大事だと感じました。
ペロブスカイト太陽電池関連が気になる
リコーが今日(27日)、インクジェット技術を使ったペロブスカイト太陽電池の生産体制づくりが、経済産業省の「GXサプライチェーン構築支援事業」に採択されたと発表しました。2030年までに年間数百メガワット規模の生産を目指し、宮城県の工場に拠点をつくるそうです。支援額は公表されていません。(リコーの発表)
ペロブスカイト関連では、以前に積水化学へ投資していたことがあります。久しぶりにチャートを見ると、じわじわ上がっているように見えます。この1か月では、約2,490円から約2,590円へ、上下しながら4%ほど上昇しています。国が2040年度に向けて導入を大きく増やす方針を掲げているテーマなので、ニュースが出るたびに関連株が意識されそうです。
ただ、リコーの量産は2030年までの話で、今の業績にすぐ効く材料ではありません。リコーも積水化学も大企業なので、ペロブスカイトだけで株価が大きく動くとは限りません。私が好きなのは、ボリンジャーバンドの+2σに沿って一気に上がっていく形です。今のじわじわした上げが、その形に変わっていくのではないかと見ています。まずはウォッチリストに入れて、バンドが広がって+2σに沿う動きが出るかを待ちます。
保有株とチャートチェック
| 銘柄 | 今日の値動き | 含み損益率 |
|---|---|---|
| QPSホールディングス(464A) | +1.30% | −20.07% |
| 東洋エンジニアリング(6330) | +2.61% | −16.40% |
| ヒーハイスト(6433) | +1.97% | −7.91% |
今日は3銘柄ともそろって上がりましたが、個別に強い材料があったわけではないと見ています。ヒーハイストはAI関連に資金が戻った流れに、洋エンジは日経平均の上げに、それぞれ連れて上がったのだと思います。含み損はまだ大きいままです。3銘柄とも、今は売りの条件を決めていません。洋エンジは、自分が読んでいた動きからすでに外れていて、本来は売るべきところでした。次の日記までに決めます。
今の正直な気持ちは、もう少し損失を圧縮したい、あわよくばプラスに戻らないかな、というところです。ただ、自分の買値は相場にとっては関係のない数字で、「建値に戻るまで待つ」は、これまで塩漬けにしてきたときと同じ考え方でもあります。「今日この銘柄を新しく買うか」と自分に問いかけて、買わないと思うなら、持ち続ける理由は弱いはずです。信用は金利と返済期限もあるので、待つほど不利になることも意識しておきます。
答え合わせ(次回以降に書く)
- セキュリティ関連への資金の流れは続くか(2週間後に確認)
- FOMCで12月の利上げをにおわせるか、そのときAI関連はどう動くか
- 積水化学がボリンジャーバンドの+2σに沿って上がる形になるか
いけのすけのひとこと
セキュリティ関連の流れに自分で気づけたのに、塩漬けの信用建玉で資金が固定されていて、乗れませんでした。含み損そのものより、次のチャンスに動けないことのほうが痛いと実感しました。
信用取引は「時間を味方につけられない取引」です。金利がかかり続け、返済期限もあるので、株価が戻るのをじっと待つやり方は通用しません。これからは建てる前に損切りラインと利益確定の条件を決めて、想定と違ったら早めに撤退します。
※この記事は個人の投資の記録です。特定の銘柄や取引の売買をおすすめするものではありません。投資の判断はご自身でお願いします。


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