自動二輪(400㏄)ユーザー車検のやり方 埼玉運輸支局

車・バイク

今回は、関東運輸局埼玉運輸支局にて、CB400four(NC36)のユーザー車検を行いました。

その準備から車検証を受取まで、必要書類、費用や当日の流れなど、まとめました。

事前準備

ネットで予約を取る

まずは、国土交通省の自動車検査インターネット予約システムから検査日を予約します。

それがこちらのサイト「https://www.yoyaku.naltec.go.jp/pc/reservationTop.do

googleで「車検予約」とか検索すると出てきます。

アカウントは一度作成したら、以後同じアカウントを使用するので、IDとPWはメモしときましょう。

このサイトで、全国の検査場での検査の予約が取れます。10営業日まで予約可能。

今回は「埼玉運輸支局」で予約。

予約が完了したら、「予約番号」が表示されます。同じものが登録したメールアドレスにも送信されます。

予約番号は当日必要になるので、スクリーンショットやメモなどしておきましょう。

ただ、今回は窓口で予約番号の確認はありませんでした。

前回「所沢自動車検査登録事務所」で車検を行ったときは、窓口で予約番号の確認がありました。

必要もの

  1. 車検証
  2. 自賠責保険証(有効期間次第では、新旧2枚必要になることも‼)
  3. 軽自動車税納税証明書
  4. 点検整備記録簿自動二輪車(車検後に検査を行う場合はなくてもよい)https://www.loony.co.jp/tenken/tenkenkiroku.pdf
  5. 認印(シャチハタはダメ)
  6. A4クリップボード(無くても平気だが、あった方が便利)

自賠責保険の加入

自賠責保険は検査場の代書屋や保険代理店で加入できます。

代書屋を利用するのであれば、検査当日で大丈夫です。

今回は2りんかんで24ヶ月(¥9,270)の自賠責に行いました。ちなみに、支払いは現金のみでした。

250㏄超小型自動二輪は最長で37ヶ月のという保険期間があるのですが、2年車検がある車両については、24ヶ月か25ヶ月でなければならないとのことです。

▼2021年4月1日現在

自賠責保険料12ヶ月13ヶ月24ヶ月25ヶ月36ヶ月37ヶ月48ヶ月60ヶ月
小型二輪自動車
(250cc超)
\7,270\7,440\9,270\9,440\11,230\11,390
軽二輪自動車
(125cc超
250cc以下)
\7,540\9,770\11,960\14,110\16,220
原動機付自転車
(125cc以下)
\7,070\8,850\10,590\12,300\13,980

軽自動車税納税証明書

こちらは自動車税納税証明書と異なり、電子化されておらず、必ず持ってくる必要があります。

当日、この納税証明書がなければ、検査に合格しても、納税の確認ができず車検証が発行できません。

5月ごろに市町村から納付書が送付されて支払いますが、コンビニ等で支払った場合はハンコが押された半券を保管しておきましょう。

インターネット経由で支払った場合は、半券などで納税の証明ができないため、役場で納税証明書(継続検査用)を発行してもらいましょう。

今回は、ネット経由で支払っていたので、役場で発行してもらいました。料金は無料です。

ちなみに私は、自動車税納税証明書と混同しており、軽自動車納税証明書を持参せずに検査場行ってしまい、検査は合格したものの、一度役場まで納税証明書を取りに行き、車検証を発行してもらいました💦

テスター屋で予備検査

今回は検査当日に、大沢商会というテスター屋さんで光軸の調整を行いました。

ここでは検査場と同じ設備があり、事前に予備検査を行い、適合するように調整してもらえます。

バイクは車と違い光軸が狂いやすいので、一発で合格するためにも事前に光軸だけは見てもらった方がよいでしょう。

やはり、今回も光軸がずれていたのか調整をしてもらいました。

料金は光軸調整のみで、¥1,100です。

検査場(手続き~検査~車検証発行)

埼玉運輸支局に着いて迷ったら、まずA棟東側入口近くにある案内板を確認しましょう。

ここに手続きの案内が書いてあります。

↓案内図

↓配置図の拡大

D棟で自動車重量税を納付と検査量を支払い

↓こちらがD棟

D棟に入ったら、東側のカウンターに行き、窓口の方に「ユーザー車検です。」と伝え、持参した書類を見せ、重量税と検査料を支払うと、印紙が貼られた書類など3枚渡されます。

↓渡される書類がこちら

①自動車検査票

②自動車重量税納税証明書

③継続検査申請書

これで、必要な書類がすべてそろいます。

事前に持ってきたしょるを含めて、6枚もしくは7枚になると思います。

ここでかかった費用が、検査等の印紙で¥1,700と重量税印紙で¥5,000。

なお、このⅮ棟2階で自賠責保険の加入ができるみたいです。

A棟7番窓口で書類の提出

Ⅾ棟でもらった書類に、必要事項を記載して7番窓口ですべての書類を提出します。

また、今回は確認されませんでしたが、ここで予約番号の確認がされます。

ここで書類の確認をしてもらい、不備等がなければ検査場へ向かいます。

今回は、ここで軽自動車税納税証明書がないことがわかりました💦ただ、検査はできました。

↓書類の記載の仕方はこちらを参考にしてください。

ユーザー車検バイクに必要な書類と書き方 | 車検登録手続きDIY
ユーザー車検バイクを受検する場合に必要な書類の自動車検査票・重量税納付書・継続検査申請書(OCRシート)・点検整備記録簿などの書き方について記入例を元に詳しく解説しています。

検査場で検査

書類を持って、車両に乗って検査場に向かいます。

今回は第1ラウンド(9:15~10:00)で予約し、9:30過ぎに埼玉運輸支局に着きましが、二輪は空いていて、待つことなく検査ラインに入ることができました。

ここでは、検査官の指示に従って、車両の操作等を行い、検査が行われます。

丁寧に対応していただけるので、問題なく行えます。

また、ここで検査に合格するたびに自動車検査票に検査官の方が記入をしていきます。ここでA4クリップボードがあると非常に役に立ちます。

すべての検査を通過すれば、検査ライン出口にある総合判定ボックスの検査官に合格印が押されます。

この時、書類は自動車検査票だけではなくすべて渡してください。

A棟7番窓口で車検証の発行

合格印をもらった検査票を含めて(定期点検整備記録簿は除く)、7番窓口で提出し自動車検査証(車検証)を発行してもらいます。

書類を出してから、体感で5~10分程度かかったと思います。

これで終了です。

かかった費用

自賠責保険(24か月):¥9,270

光軸検査調整:¥1,100

自動車重量税印紙:¥5,000

自動車検査登録印紙:¥400

自動車審査票印紙:¥1,700

合計:¥17,470

ユーザー車検を終えて

今回は、埼玉運輸支局でユーザー車検を行いました。二輪は比較的空いていて、待ちなく検査ラインには入れたことで、今回は非常に早かったです。

軽自動車税納税証明書を忘れるトラブルがなければ、1時間もかからず終わったと思います。

前回は、所沢自動車検査登録事務所で検査を行いましたが、この時は非常に込んでいて、2時間くらいかかりました。

以上が、関東運輸局埼玉運輸支局でのユーザー車検となります。他の検査場でも同じような手続等になると思いますので、ご参考にしていただければと思います。

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