今回は、お風呂の換気扇のスイッチについているタイマー機能が壊れていたので、交換しました。
もともとついていた換気扇のスイッチはこちら
これが、「松下電工社製、今でいう「Panasonic」ですね。」の「WN5291K」というタイマー機能付きの浴室換気扇スイッチです。
つまみを回して、連続、もしくはタイマー運転させるもので、スイッチ自体は機能していたのですが、タイマーが機能していない状態でした。
つまり、タイマー側につまみを回しても、タイマーが効かず連続運転となっていました。
なので、浴室の換気扇は使えていたのですが、消し忘れることが多く、交換しました。
というより、スイッチを修理しようとし、ばらしたところ元に戻せなくなり、交換することとなりました。
※ちなみに、今回の作業は電気工事士の資格が必要となる作業です。
旧換気扇スイッチ「WN5291K」について
これは、ゼンマイ式のタイマーとなっていて、ばらしてみたところ、ゼンマイが引っかかっていて歯車の爪が折れており、これが原因でタイマー機能が使えなくなったものと考えられます。
確かに、タイマー側につまみを回したとき全く抵抗がなかったので、これがしょう。
ちなみにバラバラにしたのがこちら
修理するためにばらす予定でしたが、途中、構造を確認する間もなく、ばらけてしまったので、復元不可能に。
現在、このスイッチは生産されていないそうです。
新浴室乾燥スイッチ「WN5294K」
旧スイッチの「WN5291K」の後継機はないのですが、相当品としてPanasonic社製の「WN5294K」と「WN5295K」があります。
どちらも、電子スイッチとなっており、違いは選べる運転時間です。
「WN5294K」は2時間・4時間・連続運転、「WN5293K」15分・30分・90分運転となっています。
ホームセンターでは値段が一緒で、ネットだと3000円くらいで売られています。
ただ、今回は今すぐほしかったので、ホームセンターで買うことに。
「WN5294K」を買うことに。
こちらの方が、連続運転もあるし、浴室を使用後換気するのに最大90分っていうのが足らなさすぎるためこの選択に。
交換
取り外し
まずは、スイッチカバーを外す。
内張はがしとプラスドライバーで外します。
取付枠を壁から引き出し、「はずし穴」にマイナスドライバーを差込、配線を抜きます。
取付枠のスイッチを外すため、マイナスドライバーを「かしめ穴」に差し込み上下させ、突起の巣目付を緩めます。
取付
取付枠にスイッチを入れたら、「かしめ穴」にマイナスドライバーを差込み左右に回転させ、突起を締め付けていきます。
配線をスイッチに差し込みます。
このとき、「はずし穴」にマイナスドライバーを差し込む必要はありません。
配線は、電源の配線を「0(上)」に換気扇につながっている配線を「1(下)」に取り付け。
配線したら試運転し、問題がなければ取付枠を壁にはめ込み、スイッチカバーを取り付けたら完成。
「WN5291K」と「WN5294K」の違い
ゼンマイ式と電子式の違いはもちろんですが、新しい「WN5294K」には送り端子がありません。
Panasonicの「よくあるご質問」にそれについての記載があります。
今回の以下のように配線を変更することになりました。
交換前
交換後
今まで、換気扇スイッチから送っていた電源を、照明スイッチから換気扇スイッチに送る形となりました。
テスト運転で問題なく作動しました。
これで、スイッチ切り忘れの心配がなくなりました。
ただ、当初考えていたより、お金がかかってしまったな。
以上となります。閲覧ありがとうございました。
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