ダイナミックゴールド ツアーイシュー(DGTI)とプロジェクトX打ち比べ

今回は、私が所有するダイナミックゴールド ツアーイシューX100とプロジェクトX 6.0が刺さったアイアンを打ち比べ、両シャフトの振り心地をレビューしていきたいと思います。

まずシャフトについて

両シャフトは、もともとは別のメーカーが製造するシャフトでしたが、現在はプロジェクトXを製造していたメーカーをトゥルーテンパー社が買収し、両シャフトともトゥルーテンパーが製造しています。

ダイナミックゴールド ツアーイシュー(2019年で販売終了)

ダイナミックゴールドは、トゥルーテンパー社が製造する重量級のスチールシャフトとなっています。

その特徴は、手元調子で粘り感があり、吹け上りを抑えた強弾道を打つことができるとなっています。

そのダイナミックゴールドの中でも、アイアンセットの番手間の重量差が均一になるように、同じ重量帯のシャフトを集め、セット売りしたものがツアーイシューです。

よって、通常のダイナミックゴールドに比べ精度の高いものなっています。

プロジェクトX

プロジェクトXは以前、ライフル社が製造していたスチールシャフトですが、前述しましたが、現在はトゥルーテンパー社がライフル社を買収し、トゥルーテンパー社が製造をしています。

その特徴は、重量感があり、エネルギー効率の高い弾き系のシャフトとなっています。

また、シャフトの表面が凹凸のないステップレスというのも特徴です。

後、マキロイが使ってる(フレックス 7.0)

いざ打ち比べ

今回、うち比べるシャフトはスペックはこんな感じ

今回打ち比べるDGTIのシャフトはX100ですが、S200参考程度に載せてみました。

プロジェクトXも重量感のあるシャフトが特徴とありましたが、DGの方が重量があります。

そして、アイアンヘッドですが、DGTIがP7MB(2020)、プロジェクトXがRF Proto(rev33)となっています。

持った印象

持った感じは、やはりDGTIの方は重量があってずっしりとした感じ。

プロジェクトXの方もDGTI比べると軽くはなりますが、重量感はあります。

硬さは、プロジェクトXの方ががフレックスの表記上柔らかいですが、DGTIより硬く感じます。

プロジェクトXは、棒といった印象。

DGTIもフレックスXで硬いのですが、硬さの中にも若干しなりを感じます。

そして、見た目はステップレスのプロジェクトXが個人的に好きです。

振り心地

DGTIの振り心地は、なんというかボヤっと…ぼよーん…といった感じ？！

なんか表現しづらいです。

極端なことをいうなら、重たいワイヤーの先端に鉄球をつけてなんとなく振っている感じ…💧

これが、持った時に感じた硬さの中にあるしなりなのかもしれません。

一言で表現すると、DGTIはボヤっとはしているが心地の良い振り感。

一方、プロジェクトXは振ってみると、よりDGTIとの重量差を感じ、軽く感じます。

硬さは、持った時と同じようにスイング中もDGTIより硬く感じますが、インパクト前後でシャフトに動きがあり、この時にシュッパッとシャフトが走るような感じです。

一言でいうと、プロジェクトXは走るような爽快感のある振り心地。

打った印象

DGTIは、素振りしただけではボヤっとした印象でしたが、球を打った時に球の重さをしっかり感じれ、球を押し込んでいる感触が得られます。

プロジェクトXは、前述したようにインパクト前後でシャフトが走るような感じで、打った時は球離れが良く抜けのいい感触で、振り心地と同じく打った時も爽快感があります。

打球は、プロジェクトXが高弾道になり、DGTIのほうが飛距離出るといった印象です。

そして、個人的には重量のせいか軽いプロジェクトXは手も走ってしまうせいか、重さのあるDGTIの方が体を使いスイングしている感じで安定感がありました。

ですので、うち比べた結果、私自身はDGTIの方があっているなと感じました。

まとめ

ダイナミックゴールド ツアーイシュー(DGTI)とプロジェクトX違いは、DGTIはしなり感はボヤっとしているが心地の良い振り感で、球に当たると球の重みが感じられ球を押し込む感触が得られる。

一方、プロジェクトXはインパクト前後で走るようにしなるため、球離れ弾きがよく、抜けのいい爽快感がある感触。

弾道はプロジェクトXの方が高くなり、飛距離はDGTIの方が出るといった印象です。

ヘッドやフレックスの違い等はありますが、私の打ち比べて感じたのは、以上となります。

参考になればと思います。閲覧ありがとうございました。